コーデンシ、搭載製品の多機能-低製造価格を実現するエンコーダを新開発

2018年9月18日

〜Sensing で Sewing ~

産業用ミシンなど、幅広い分野での採用が可能

光と電子の技術で光半導体・センサの開発、製造、販売を行うコーデンシ(京都府宇治市)は、モータや回転制御でエンコーダを使用している製造業様向けに、ABZ/UVW エンコーダを新開発し、販売を開始いたしました。

従来のエンコーダは、多機能品を求めると、対数的に価格が上昇してしまうために、製造現場や開発者は「多機能」か「製造コスト」の何れかを選択する必要がありました。そこで、本製品は、従来のエンコーダより「多機能」で、且つ「製造コスト」も抑えたいお客様のご要望に応えようとして新開発いたしました。

本製品の特長は、従来のエンコーダに比べ、搭載製品の多機能-低製造価格を実現することが可能です。現在は、産業用ミシンのお客様に採用いただいていますが、モータや回転制御のセンシング部分として使用可能なエンコーダの特徴を活かし、FA機器やロボット、民生機器、エレベータのような施設設備への展望を期待しています。

 

エンコーダは、以下のように機能別に分類されます。

① インクリメンタルAB 出力(相対位置検知)
② インクリメンタルABZ 出力(相対位置検知+原点位置)
③ インクリメンタルABZUVW 出力(相対位置検知+原点位置+ブラシレスモータ制御信号)
④ アブソリュート(絶対位置検知)

 

多機能(④)になるにつれ、機能別価格差は、図1の通り部品価格が高価です。(10~100倍程度) 。機能が多い程、製造現場での組立精度も必要となるため、組立工数の増加や、顧客の製造コストを増大させる要因で、安価で限定的な機能を有するエンコーダと製造コストは二極化しています。

▲図1:従来エンコーダの機能−価格比較

本製品は、①の2〜4倍程度の部品価格で、③の機能や、簡易なアブソリュート検出が可能です。また、組立精度を不要とする事で、お客様に省コスト、組立工数減、多機能制御を提供するエンコーダです。

参考:コーデンシ