日立ハイテクノロジーズ、タイにおけるシェア工場(スマートファクトリー)サービスの合弁会社を設立

2018年7月13日

日立ハイテクノロジーズ(以下、日立ハイテク)の100%子会社であるHitachi High-Technologies (Singapore) Pte. Ltd.(取締役社長:内山 徹也/以下、HTS)は、タイの工業団地開発最大手企業であるAmata Corporation Public Company Limited(以下、アマタ社)と、「Hitachi High-Tech Amata Smart Services Co., Ltd.(以下、HTAS)」を合弁で設立し、スマートファクトリー技術を導入したシェア工場事業(以下、本事業)を本格的に開始しました。

現在、グローバル化の進展に伴い、多くの企業が海外への事業展開を進めており、また海外での高品質な部材調達および競争力のあるサプライチェーンの構築が求められています。

日立ハイテクは、日本貿易振興機構(ジェトロ)が実施する「日ASEAN新産業創出実証事業」で、2017年10月に採択された「タイにおけるシェア工場(スマートファクトリー)の実証」を通じ、日本の中小企業の海外進出を支援する新規ビジネスモデルの事業性を検証してきました。

 

今回、実証事業の検証結果を踏まえ、工場インフラの整備・部材調達・人財採用・経理業務などシェア工場の運営を行うHTASをアマタ社と共同で設立しました。これにより日本企業は、シェア工場を利用することで海外進出に必要な資源を最小限に抑えることが可能となります。

日系企業を中心に1300社以上の顧客ネットワークを持ち複合的なサービスを展開するアマタ社と、工業材料の専門商社として企画・開発から調達・製造・販売・サービスまでのバリューチェーンをつなぎ合わせたフルバリューチェーン(FVC)と事業運営ノウハウを提供する日立ハイテクが協業することで、本事業拡大に向け大きなシナジー効果が期待できます。

今後、アジア各国をはじめワールドワイドに本事業を展開するとともに、お客様・現地パートナーとの協業を拡大することで、地産地消の新たな事業モデル創出を推進してまいります。

日立ハイテクは、これまで培ってきた営業力と調達力を活かしたFVCの提供に戦略的に取り組んでおり、今後も各分野でのFVC事業開発に向けて公的機関とのコラボレーションや現地ビジネスパートナーとの協業に注力するとともに、経済交流や発展に貢献してまいります。

 

【シェア工場(スマートファクトリー)事業 概要】
海外生産に必要なインフラ、部材調達、人財確保・育成などの環境を整備した工場を日立ハイテクグループが用意し、複数の日本の中小企業で共有することで海外進出に必要な資源を最小限に抑え、企業の海外進出をサポートする事業です。

最新の多視点カメラや高度画像圧縮システムなどIoT先端技術を導入することで、日本からの遠隔監視を可能にし、生産・品質管理においては生産状況・検査データの閲覧、担当者への指示などを日本からリアルタイムで行うことも可能です。

これにより、日本と同品質で、コスト競争力のある製品の現地生産を実現します。また日立ハイテクは、現地での部材調達だけでなく、販売面でのサポートや間接業務等の製造周辺サービスの提供も実施します。

 

【HTASの概要】
商号:Hitachi High-Tech Amata Smart Services Co., Ltd.
所在地:タイ チョンブリ県 アマタシティー工業団地内
代表者:菊地 重昭
業務内容:製造業に対する各種サービスの提供および関連事業
従業員:5名(設立時)
設立日:2018年6月11日
資本金:4000万バーツ
出資比率:日立ハイテクグループ:75%、アマタ社:25%

 

参考:日立ハイテクノロジーズ「タイにおけるシェア工場(スマートファクトリー)サービスの合弁会社を設立」