河村電器産業・ NTTアドバンステクノロジ 宅配BOX共同開発 通信機器を収納

河村電器産業(愛知県瀬戸市)は、NTTアドバンステクノロジ(以下NTT-AT、川崎市幸区)と共同で、NTT-ATが提供する監視カメラ用のレコーダなどの機器を収納する「通信機器格納型宅配BOX」を開発、販売を開始した。

監視カメラを設置するマンションやアパートが増えているが、監視カメラ用のレコーダを置くスペースがない場合が多い。一方、マンション、アパートでは、好きな時間にいつでも荷物を受け取れる宅配ボックスの導入が進んでいる。そこで、両社では宅配ボックスと監視カメラを併せて設置し、エントランスなどのスペースを有効活用するために今回の製品を開発した。

NTT-ATの監視カメラソリューション「NTT-ATカメラシリーズ」で監視している映像を遠隔から閲覧するために必要な「監視カメラレコーダ」「ルータ」「光回線終端装置」を、屋外に設置可能な宅配ボックス内に格納できる状態で提供する。

「ファン」「温度センサー」「電源」をボックス内に設置しており、ステンレス製でサビに強く、雨風に強い防水構造、強風にも耐えられる堅牢性を備えている。

通信機器格納部分以外に、宅配便を格納できるスペースが2個から5個までの4種のラインアップがある。

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