コンテック、10km以上の長距離間通信が可能、LoRa変調方式920MHz無線通信モジュール新発売

2018年6月19日

コンテックは、10km以上(※1)の長距離間通信が可能なLoRa変調方式(※2)採用の無線通信モジュール (型式 : CPS-COM-1QL) を新たに開発、産業IoTの総合ブランド「CONPROSYS (コンプロシス)」の新製品として販売を開始しました。

▲「CPS-COM-1QL」

▲IoTコントローラ機器との組み合わせ例

型式:CPS-COM-1QL
品名:CONPROSYS LoRa無線通信モジュール
価格:\39,000 (税別)

 

LoRa無線通信モジュール 型式: CPS-COM-1QL (以下、新製品) は、CONPROSYSシリーズのIoTコントローラ機器(発売中)に対応したLoRa変調方式(※2)採用の屋外通信用モジュールです。RS-232C / RS-485の通信モジュール(発売中)と同じシリアル通信の方法で、10km以上(※1)離れた場所のIoTコントローラ機器間で無線通信が行えるようになります。

発売中のIoTコントローラ、I/Oモジュールと新製品を組み合わせることで、CONPROSYSのソリューションは、水処理分野、工業プラント、農業分野などの広域アプリケーションにも、その適用範囲を広げました。

※1:実際の通信可能距離は、周辺の電波状況、見通しなど使用環境により異なります。
※2:LoRa とは Long Range の略で、電波に音声やデータを乗せて(変調して)長距離通信するための技術です。IoT機器向けの新通信規格LPWA (Low Power Wide Area) の1つで、チャープスペクトラム拡散方式(Chirp Spread Spectrum Modulation と呼ばれる変調方式をベースにした米セムテック社の独自開発した技術です。初期の電話回線用のモデムなどに使われるFSK (Frequency Shift Keying) 変調方式に比べて伝送速度は劣りますが、ノイズに強く長い距離を通信する用途に適しています。

水処理プラントでの導入イメージ

主な特長

・長距離無線通信が可能
無線の変調方式にLoRa変調を用いることで10km以上の長距離通信を実現。同じ920MHzのGFSK変調方式よりも長距離通信が可能です。
※実際の通信可能距離は、周辺の電波状況、見通しなど使用環境により異なります

・コンパクト設計
25.2(W)×94.7(D)×124.8(H) mmというコンパクト設計で設置場所を選びません。

・-20~+60℃周囲温度に対応
-20~+60℃の周囲温度環境に対応しており、さまざまな環境で使用可能です。

・DINレール設置採用
DINレール設置およびスライド式の設置により簡単に本製品の交換ができます。

・動作確認用LED搭載
無線の通信状況が目視で把握できるように動作確認用LEDを搭載しています。

 

実証実験で約17kmの長距離で安定通信を確認

このたび「六甲山ケーブル山上駅横 天覧台(兵庫県)」と「舞洲スポーツアイランド 風そよぐ丘(大阪府)」との間の約17kmで新製品の通信テストを実施、安定した通信が行えることを実証いたしました。

参考:コンテック「10km以上の長距離間通信が可能に。産業IoTのCONPROSYSから LoRa変調方式920MHz無線通信モジュール 新発売」