NEC、AI・IoTなどを活用した製造業向け共創型体験スペースをNEC玉川事業場に開設

2018年6月14日

デジタルトランスフォーメーションが変えるものづくりの未来を具現化する共創型体験スペース「NEC DX Factory」を開設

NECは、製造業向けに、AI・IoTなどを活用して次世代ものづくりを具現化する共創型体験スペース「NEC DX Factory(エヌイーシー ディーエックス ファクトリー)」を本日よりNEC玉川事業場(川崎市中原区)に開設します。

「NEC DX Factory」は、NECとNECのパートナー企業・団体の先進技術・製品や、NEC自身のものづくり革新ノウハウを融合したソリューションなどを集約した製造ラインを用いて、次世代ものづくりを体験することが可能です。

具体的には、部品投入、加工・搭載、組立、検査の4つの工程で構成される製造ラインに、AI・IoT、生体認証などの先進技術を活用した次世代ものづくりソリューション「NEC Industrial IoT」や、パートナー企業・団体のロボット、FA機器やIoTデバイスなどを実装しています。

 

NECは「NEC DX Factory」を活用して、パートナー企業・団体とともに、ものづくりの工程への新技術の適用検証や新たなソリューションの開発など、より具体的な共創活動を推進していきます。また、お客様に次世代ものづくりを体験いただくことで、市場環境の変化に強いものづくりを実現するための新しいアイデアや価値の創出に取り組んでいきます。

NECは、今後も、最新の技術・製品を「NEC DX Factory」に適用して継続的に進化を図り、新たな価値を創出しつづけることで、製造業のものづくり革新に貢献していきます。

背景

近年、AIの進化やIoTの普及拡大により新しい技術・サービスが数多く生み出され、次世代のものづくりを大きく変えると期待が寄せられています。また、顧客のニーズは多様化・高度化が進みビジネス環境が大きく変化しており、企業は市場環境の変化に迅速かつ的確に対応することが重要となっています。

一方、国内での労働人口の減少や長時間労働などが社会課題となる中、グローバルビジネスの拡大を目指す製造業においては、変化に強いものづくりに向けた更なるスループット向上と品質管理強化に向けた仕組み作りが求められています。

▲「NEC DX Factory」の概要

「NEC DX Factory」で実装の主な技術・ソリューション

「NEC DX Factory」は、スループット向上や品質管理を強化するための11種類の先進技術やソリューションを実装しています。主な技術・ソリューションは以下の通りです。

1. 製造現場のデータを統合し活用を容易にする「NEC Industrial IoT Platform」

2. 生産ラインと連携し、AGVの動きを最適化する「AGV最適制御ソリューション」

3. 世界No.1の物体指紋認証技術を活用した「個体識別情報管理ソリューション」

4. NECの耐騒音性音声認識エンジンを活用し、作業指示・作業実績をデータ化・分析する「人作業ナビゲーション」

5. ウェアラブルデバイスを活用して心拍変動データから感情を可視化する「NEC 感情分析ソリューション」

6. 顔認証技術を活用し、スキル保有者かどうかを判定する「顔認証なりすまし防止ソリューション/なりすまし防止ソフトウェア」

7. 一品ごとに異なる製造指示を正確かつ迅速に伝達するPLM-SCM-MES/IoT連携

8. ディープラーニング技術を搭載する「NEC Advanced Analytics – RAPID機械学習」を活用した外観検査「AI Visual Inspection」

9. 不審な行動・侵入者を自動検知にて監視業務を効率化する「高度映像解析 行動検知ソリューション」

10. 複数無線経路を仮想化し超高速で経路切替を行う「高信頼無線技術」

11. モノの動きや滞留を見える化する「SCM Performance Monitoring」

 

なお、NEC は本施設の内容を「第 29 回 設計・製造ソリューション展(DMS)」<会期:6/20(水)~22(金)、会場:東京ビッグサイト(東京都江東区)>にて展示します。

参考:NEC「デジタルトランスフォーメーションが変えるものづくりの未来を具現化する共創型体験スペース『NEC DX Factory』を開設」