東芝デジタルソリューションズ、シート状製品表面の微細な欠陥を検出する「ウェブ外観検査装置M9300」を販売開始

2018年6月13日

東芝デジタルソリューションズ(神奈川県川崎市)は、フィルムや紙などシート状製品の生産ラインで、微細な欠陥を高速・高精度で検査する「ウェブ外観検査装置M9300」の販売を6月12日から開始します。

「ウェブ外観検査装置M9300」は、フィルムや紙・不織布・金属などシート状製品(ウェブ)の製造ラインに、ラインセンサーカメラ(注1)と照明を設置し、画像処理を行うことで、キズや異物・虫などのさまざまな微細な欠陥を検査・分類するシステムです。

今回、高速ラインセンサーカメラ(従来比4倍の640MHzのデータレート〔注2〕)と高速画像処理技術を組み合わせることで、欠陥の検出能力と分類機能を大幅に強化しました。高速ラインセンサーカメラの採用により、鮮明な画像を撮影します。

 

これにより、従来はつぶれたような画像で異物と虫の区別が困難だった欠陥も、鮮明な画像で区別可能になりました。さらに、鮮明な画像用の新たな欠陥形状の判定アルゴリズムを欠陥分類機能に追加することで、欠陥の自動分類能力を向上しました。

 当社は今後も、製造現場向けのさまざまな画像処理検査装置の提供・改良により、お客様の生産ラインの品質向上、保守作業の効率化をサポートしていきます。


▲生産ラインへのウェブ外観検査装置(ラインセンサーカメラと照明)の設置イメージ

▲ウェブ外観検査装置で検出可能なさまざまな欠陥の例


▲高速カメラの採用により、鮮明な画像を撮影(ハエの例)注3

 

「ウェブ外観検査装置M9300」の特長

・高速ラインセンサーカメラの採用で、流れ方向の分解能が向上し鮮明な画像を撮影

・新たな欠陥形状判定アルゴリズムを欠陥分類機能に追加し、欠陥の自動分類能力を向上

・高度な画像フィルタリング処理で、微細欠陥を含むさまざまな欠陥の検出が可能

・価格は最小構成で1,500万円~(税別)

・お客様の製造工程・検査対象・内容などに合わせカスタマイズ可能

・導入済みのウェブ外観検査装置M9100シリーズにも、オプションとしてバージョンアップ可能

展示会出展について

当社は、6月27日(水)~29日(金)、東京ビッグサイトで開催される「第31回 インターフェックス ジャパン」に「ウェブ外観検査装置M9300」を出展いたします。
http://www.toshiba-sol.co.jp/event/detail/20180627-0629.htm

 

注1:ラインセンサーカメラ:一般的なカメラに使われているエリアセンサーカメラと違い、センサーがライン上に並んでいるのでフィルムや紙など一定速度で移動する対象物の撮影に適している

注2:640MHzのデータレート:ラインセンサーカメラから出力されるビデオ信号の周波数のこと。従来機種M9100シリーズでは160MHz

注3:同一条件(製品の進行方向、速度、明るさ等)で従来カメラ(160MHz)と高速カメラ(640MHz)で撮像し比較

参考:東芝デジタルソリューションズ「フィルムや紙などのシート状製品表面の微細な欠陥を検出する『ウェブ外観検査装置M9300』を販売開始」