ams、マシンビジョンシステム向け高速・高解像度CMOSイメージセンサの量産を開始

2018年6月13日

ams「CMV50000」、自動化光学検査アプリケーションに優れたカメラ性能と高スループットを実現

ams(日本法人:amsジャパン、東京都港区)は本日、需要が増加しているマシンビジョンアプリケーション向けの高速48MピクセルグローバルシャッターCMOSイメージセンサ「CMV50000」が量産体制に入ったことを発表しました。これによりお客様は、本製品の大量発注が可能になります。

特許取得済の8トランジスタピクセルアーキテクチャをベースにしたピクセルサイズ4.6µmで7920×6004アレイ、35mmフォーマットの「CMV50000」は、CMOSイメージセンサ性能のブレークスルーとなります。

最大解像度またはビニング4Kおよび8Kモードでピクセル深度12ビット、毎秒30フレームという速度でのオペレーションを可能にします。さらに、4K解像度のピクセルサブサンプリングなら最大で毎秒60フレームまで可能となります。

 

「CMV50000」は、自動光学検査(AOI)機器や、モバイルフォンやタブレット、パソコン、テレビなどのディスプレイ検査用システムなどのファクトリーオートメーションアプリケーションに求められる、広い表面積の詳細な視野を提供できます。

フレームレートの高さと高解像度が組み合わさることで、民生用製品のアセンブリ工場でのスループットをさらに高めることができます。

「CMV50000」は、低ノイズなピクセルアーキテクチャの採用により優れた電子シャッター効率を実現すると共に、グローバルシャッターのオペレーションにより動きの速い被写体でも歪みのない画像キャプチャを可能にします。

 

本センサは、最大解像度で64dB、サブサンプリングしたビニング4Kモードでは最大68dBまでのオプティカルダイナミックレンジを提供します。このイメージセンサには、黒レベルクランピングなどの最新のオンチップ・ノイズリダクション回路が実装され、光量が少なくても高品質な画像をキャプチャできます。

卓越した性能を提供する「CMV50000」は、これまで高い解像度が必要とされるアプリケーションに使用されてきたCCDイメージセンサを代替する製品です。これからはカメラシステムに実装しやすいCMOSイメージセンサを使うことで、消費電力を少なくし、高いフレーム率でのオペレーションが可能になります。

「CMV50000」は、2018年の初めに「Image Sensors Europe Awards 2018」において「Biggest Breakthrough Development」に選ばれ、その優れたイメージングパフォーマンスに注目が集まりました。

 

ams、イメージセンサ担当マーケティングディレクター、ウィム・ウィッツは次のようにコメントしています。

「この数か月、新しい自動光学検査システムおよびフラットパネルディスプレイを検査するビジョンシステムを開発する設計チームから『CMV50000』への大きな需要がありました。『CMV50000』は現在、完全に要件を満たし、メーカー各社に対して量産出荷が可能となっています。また本センサのパフォーマンスを評価するためのデモンストレーションシステムによるサポートもまもなく開始します」

「CMV50000」のモノクロおよびカラーバージョンも共に、量産出荷が可能となっています。価格につきましては、当社代理店までお問い合わせください。

サンプル請求およびより詳しい情報は、こちらのサイトをご覧ください。

参考:「ams、マシンビジョンシステム向け高速・高解像度CMOSイメージセンサの量産を開始」