安川電機、データ収集・蓄積・視える化・解析で生産性向上を実現する「YASKAWA Cockpit」を提供開始

2018年6月6日

安川電機は、様々なものづくりの現場で発生するビッグデータを、当社のグローバルで競争力のあるサーボ・インバータそしてロボットを中心とした製品を介して集めることができる強みを生かし、データの収集・視える化、そして、蓄積・解析を一括して行うことができるソフトウェアツール「YASKAWA Cockpit(以下、YCP)」を製品化しましたのでお知らせいたします。

1. 製品化の目的

当社は長期経営計画「2025年ビジョン」に掲げる「新たな産業自動化革命の実現」に向け、2017年10月に新たなソリューションコンセプト「i3-Mechatronics(アイキューブ メカトロニクス)」を提唱し、デジタルデータソリューションの提供を進めています。

このたび製品化したYCPは、このコンセプトの中核となるツールであり、生産現場の設備や装置をYCPに接続することにより、必要なデータを収集・蓄積し一元管理することができます。生産現場の状態監視・診断、故障予知、機器の異常診断、品質不良検出など、データを活用したソリューションでお客さまのものづくりの進化をサポートします。

また、YCPを上位システムと連携することにより、生産現場の稼働データから発生している問題の要因特定や各工程における不良の分析などにAI技術を活用し、生産管理へのフィードバックが可能になります。

さらにYCPは、お客さまが必要とする機能をアドオンできる仕組みをサポートしており、当社が提供する機能だけでなく、お客さまご自身でノウハウや経験を生かしてアプリケーションを作成し、YCPに追加することができることから、様々なニーズに沿った柔軟なソリューション構築が可能となります。

▲i3-Mechatronics(アイキューブ メカトロニクス)を実現するモデルイメージ

2. YCPの主な特長

(1) データの収集・視える化
安川電機の製品群(ロボット、サーボ、インバータ等)に限らず、生産現場の様々なデバイスとつなげて稼働データをリアルタイムに収集・視える化できます。収集したデータはYCP、またはYCPと連携された上位サーバに蓄積され、効率的なデータ管理が可能で

(2) データの解析
蓄積された稼働データを使用するAI等の分析モデルの実行をYCPで行うことができます。お客さまが必要とするアプリケーションを選択、または作成し後付けする機能(アドオン機能)もサポートしています。

(3) 上位システムとの連携
標準通信規格であるOPC-UAに対応しており、上位にあるERP(統合基幹業務システム)やMES(製造実行システム)、ビッグデータサーバとのデータ連携が可能です。

参考:安川電機「リアルタイムのデータ収集・蓄積・視える化・解析でお客さまの持続的な生産性向上を実現する『YASKAWA Cockpit』を提供開始」