オプテックス・エフエー 物体の端面位置を測定する透過型エッジセンサ「TD1シリーズ」発売

オプテックス・エフエー株式会社(京都市下京区)は、2018月5月28日に、透過型エッジセンサ「FASTUS TD1シリーズ」を発売します。

「TD1シリーズ」は、レーザ並行光により物体のエッジ(端面)位置および位置変化を高精度に測定できる透過型のレーザ変位センサです。繰返し精度は±5μmを実現し、測定範囲は10mm、センサヘッド間距離は最大300mmです。これにより、シート・フィルム材や金属箔の蛇行制御や巻取り制御をはじめ、ローラーの隙間測定や小型電子部品の幅測定が高精度に行えます。

また厚み9.6mm、奥行き21mm、高さ61mmのコンパクト設計により、スペースの限られた装置内にも無理なく取付けが可能です。

 

従来、こうした透過型のセンサは光軸調整が難しかったのですが、「TD1シリーズ」は光軸のズレ発生時に表示灯が点滅するヘッド位置調整モードを搭載。設置時の光軸調整作業を飛躍的に簡易化しました。

操作・設定は別売りのアンプユニット「CDAシリーズ」で行います。有機ELディスプレイを搭載し、鮮明な日本語・英語表示が可能となり、ティーチングや演算設定も簡単に行えます。

標準価格は「TD1シリーズ」が80,000円(税別)、「CDAシリーズ」が50,000円(税別)です。これからもオプテックス・エフエーは「FASTUS(ファスタス)」ブランドの製品を拡大し、産業用センサの新しい価値を提案していきます。

参考:オプテックス・エフエー「物体の端面位置を測定する透過型エッジセンサ『TD1シリーズ』を発売」

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