横河電機 電池駆動無線ユニット開発 電源供給が不要

横河電機は、920MHz帯無線通信機器シリーズ「SMART 920(スマート920)」の新ラインアップとして、小型で電池駆動する無線入力ユニット「GX70SM」を開発、5月9日から発売した。価格は7万円から。販売目標(国内のみ)は2018年度8000台、20年度1万台。

IIoT活用し現場支援

新製品は、広いプラント内や障害物が多い場所での利用が可能な920MHz帯無線通信機能をもった無線伝送器。配線が困難な場所での温湿度監視(湿度センサ機能はオプション)を実現し、IIoTを活用した設備保全と労働安全衛生の確保を支援する。

90ミリメートル×90ミリメートル×32ミリメートルと小型で、汎用電池で駆動するため電源供給が不要。親機となるデータ収集制御システム「SMARTDAC+(スマートダックプラス)」と組み合わせて、原材料の倉庫の品質管理やクリーンルームなどの労働安全衛生を確保するための温湿度監視システムを容易に構築できる。

また、食品・薬品工場の温湿度監視に最適な校正機能を搭載。品質に対する安全意識の高まりや、法規制上、製造記録の管理・保存(トレーサビリティ)に関する対応が要求される現場に貢献する。

無線通信が不安定になったり、停電が起きたりしても、レコーダがセンサからの通信データを欠損なく収集できるよう、バックアップ機能を搭載。親機となるレコーダのデータとバックアップデータは無償提供の専用ソフトウエアを使って容易につなぎ合わせることができ、監視システムの信頼性を確保できる。

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