ガートナー 企業IoT推進調査「決断力不足」58% 理想と現実のギャップに苦慮

ガートナーが発表した日本企業のIoTへの取り組み調査結果によると、企業はIoTが大きな変革をもたらすと期待する一方、経営者のIoTへの理解、変革への決断、IoTを推進する人材、テクノロジの成熟度などに懸念を抱いているという実態が明らかになった。調査は2018年2月、従業員数500人以上の日本企業を対象に実施した。

自社のIoT推進体制を、「習慣やルールを刷新する決断力が足りない」と感じているのが全体の57.7%となり、回答をIoT推進体制を確立済みの企業に限るとその割合はさらに高くなり、80.3%が決断力の不足を感じているとした。

「テクノロジ人材が不足している」と感じているのは全体の52.4%となり、IoT推進体制が確立済みの企業では、68.9%が不足していると回答した。

今回の結果をガートナーは、「変革を進めようとするものの準備や環境が思うように整わず、IoT推進の理想と現実のギャップに苦慮する姿の現れ」と分析している。

オートメーション新聞は、1976年の発行開始以来、45年超にわたって製造業界で働く人々を応援してきたものづくり業界専門メディアです。工場や製造現場、生産設備におけるFAや自動化、ロボットや制御技術・製品のトピックスを中心に、IoTやスマートファクトリー、製造業DX等に関する情報を発信しています。新聞とPDF電子版は月3回の発行、WEBとTwitterは随時更新しています。

購読料は、法人企業向けは年間3万円(税抜)、個人向けは年間6000円(税抜)。個人プランの場合、月額500円で定期的に業界の情報を手に入れることができます。ぜひご検討ください。

オートメーション新聞/ものづくり.jp Twitterでは、最新ニュースのほか、展示会レポートや日々の取材こぼれ話などをお届けしています
>FA・自動化、デジタル化、製造業の今をお届けする ものづくり業界専門メディア「オートメーション新聞」

FA・自動化、デジタル化、製造業の今をお届けする ものづくり業界専門メディア「オートメーション新聞」

オートメーション新聞は、45年以上の歴史を持つ製造業・ものづくり業界の専門メディアです。製造業DXやデジタル化、FA・自動化、スマートファクトリーに向けた動きなど、製造業各社と市場の動きをお伝えします。年間購読は、個人向けプラン6600円、法人向けプラン3万3000円

CTR IMG