【各社トップが語る2018】相原電機「100年企業目指し努力」

2018年1月10日

代表取締役社長 城岡充男

産業界全般が好景気で推移していることもあり、当社の2018年4月期の業績は2期連続で増収増益が見込めそうだ。自動車関連が繁忙を極めていることに加え、スマホ、ロボット、半導体関連などを中心に市場が拡大しており、トランス需要にも恩恵が波及している。

今年は明治維新から数えて150年になる。明治維新は日本にとって第1の開国であり、太平洋戦争終結後の改革が第2の開国、そして今は第3の開国として、これからの日本をどうやって発展させていくかというような高い志でのものづくりが必要でないかと最近痛切に感じる。製造データの偽装やお粗末な保守点検などの事件をみていると、日本は本当に大丈夫かと心配になってくる。

当社も今年創業54年を迎えるが、できれば100年企業を目指していきたい。トランスは非常に地味な製品で、外からは目立たないが、きちんと役割を果たさないと装置も動かない絶対必要な存在である。だから「トランスは産業を支える小さな心臓」だと思いながら、安全・安心なトランス提供にむけて地道に努力している。

今後100年企業として継続していくには、社員、販売先、販売店、協力工場など関係するすべての人との信用・信頼を最優先した日々の積み重ねが大変重要になってくる。

画期的なトランス開発を毎年行っていくことはなかなか難しいが、一つ一つのトランスに対して、顧客からの細かな求めにも真摯に向き合いながら作り込んでいくことが、満足度高めてもらうことにつながると強く感じている。

自動車のEV(電気)化や、蓄電池の用途拡大なども、トランスにとって「電気」という部分が絡んだ動きであり、こうした流れを大きなビジネスチャンスと捉えながら取り組んでいきたい。