【2018年年頭所感】日本電子回路工業会 会長 小林俊文「『わんダフル』な1年を祈う」

あけましておめでとうございます。日本電子回路工業会(JPCA)の小林です。今年は戌年。戌年生まれの人は、義理人情に厚く、十二支の中で最も誠実さに溢れた人と言われています。心を許した相手には、ずっと変わらない友情を持ち続けて、決して自分から裏切るようなことはなく、忠誠心が強い人が多いとも言われているようです。また、犬の安産から安産には縁起の良い干支とされています。また、60年前の出来事を調べてみますと、関門トンネル開通、東京タワー竣工、東京通信工業がソニーに社名変更など、その時の日本の成長を期待させることが起きています。そして今年。どんな出来事が産まれてくるのか、戌年に絡めて期待したいものです。

2018年は、会長職に就かせていただいて5年目、日本メクトロンの社長職に就いて10年目、個人的には昨年10月に還暦を迎えました。公私ともに、心身ともに充実期を迎えたと思っております。『ひとつひとつ1歩1歩』を更に大切にして前向きに生きたいと思っております。

さて、我々JPCAは、16年に『Vision2020』と銘打って20年に向けた当工業会の目指す『あるべき姿』を決めました。基本に置いた『ダントツものつくり』にプラスして、ビジネスチャンスを広げる活動を加えたものです。この活動を通じて、会員企業の皆様に、生産性の向上、体質強化、教育、そして『ビジネスチャンスの創出』を企図し、活性化された工業会を目指しております。更には『JPCAものつくりアカデミー』を開講して3年。その成果の発表ができる場『JPCAものつくり大賞』を設けて、若手の育成とモチベーションアップを目指します。

また、JPCAの最大のイベントは『電子機器トータルソリューション展』です。日本の電子業界を支え、発展を目指すテーマは、『のせる つなぐ つくる そして ひろげる』。電子基板を取り巻く技術をテーマに近接する分野との連携を強化したショーを、産学との連携を深めた企画を重ねてきております。まさにJPCA会員企業の新技術の紹介がなされる場を広げ、更なる横の連携や深掘りがなされ、産学が協同して発展に結びつけていく、そんな1年にしたいと願っております。

この戌年が皆様にとって『わんダフル』な1年になることを祈念して新春のご挨拶と致します。

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