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不二電機工業 究極的半導体直流リレー 無接点化、接触不良も皆無

不二電機工業は、無接点化により接触不良を皆無とし、接触信頼性を究極的に高めた、パワー半導体を使用した制御用直流リレー「SCSR形」を12月から発売する。参考価格はリレー単体で4000円程度。5年後に年間売り上げ1億円を見込む。

新製品は、半導体素子による直流回路の確実な開閉が可能で、接点の酸化や溶着・異物混入などによる接触不良が発生しない無接点型となっている。接点摩耗による寿命の劣化がなく、長寿命化を実現している。

一般的な機械式リレーと比べ、格段に高速な動作・復帰時間の応答性と、電力規格(B-402)に適した耐ノイズ性能・絶縁性能・電圧変動対応などの優れた信頼性を有しており、PLC制御などのシステム構成により、遠隔操作が可能。

リレー単体での販売のほか、パッケージ化による多回路仕様などにも対応する。

遮断容量はDC143Ⅴ/3A(L/R5ms以下)、制御回路の定格電圧はDC24V。