双葉電子、カブクを子会社化 IoTへの対応力強化

双葉電子工業は、カブク(東京都新宿区)を子会社化する。取得金額は13億5500万円。取得日は2017年9月8日の予定。

カブクは、ICTを活用することでモノづくり工程の合理化に取り組んでおり、3Dプリンターなどのデジタル製造技術を用いた展開で注目されている。設立は2013年1月。17年3月期の売上高は1億800万円、営業損失3億5900万円。

双葉電子は、今年5月の中期経営計画で、ハードにソフト要素を付加した新たな価値の創出を図っていく方針を打ち出した。この手段として、IoT、AIなどのソフトウェアの開発力を早期に獲得することが重要として、カブクを買収するもの。

今後、両社のコンピタンスを融合させることによって、中長期的に双方の事業成長スピードの向上を進める。

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