横河電機 マレーシアの大型プロジェクト アナライザハウスを受注

2017年5月24日

横河電機の関係会社であるヨコガワ・コントロール・マレーシアは、マレーシアの大型石油精製・石油化学統合プロジェクトRAPIDの石油貯蔵施設向けプロセス分析システムのシステムインテグレータ(SI)業務と高度ソリューションを、EPCC(設計・調達・工事・試運転担当会社)として受注した。2018年8月までに工事を完了し、同年9月から試運転を開始、19年の操業開始を予定している。
 
RAPIDプロジェクトは、マレーシア国営ペトロナスが同国南部ジョホール州で進めている、同社最大のペンゲラン総合コンビナート(PIC)開発の一環で、世界有数の大型プロジェクトとなっている。日量30万バレルの精製能力をもつ製油所と、エチレン、プロプレン、およびC4~C6オレフィン製品を合計で年間約350万トン生産する石油化学プラント群で構成される。
 
14年、ヨコガワ・コントロール・マレーシアは、同プロジェクトの制御担当会社に選定。その後、FEED(基本設計業務)を経て、製油所、ナフサクラッカー、石油化学プラント群向けの統合生産制御システム「CENTUM VP(センタム・ブイピー)」や安全計装システム「ProSafe-RS(プロセーフ・アールエス)」を受注した。
 
今回さらに、石油貯蔵施設に貯蔵されているガソリン、軽油、灯油などの製品品質を管理するためのプロセス分析計とサンプリング装置から成る分析システム、さらにそれらを収納するアナライザハウスの構築を中心としたプロジェクトを、EPCCとしてペトロナスから受注。アナライザハウス1棟に加え、タンク内貯蔵製品の性状推定、製品のブレンド性状制御、およびパイプラインの特定箇所における製品種類の履歴管理を行う高度ソリューションの設計、エンジニアリング、調達、据付工事、試運転を行う。