横河電機安全計装システム機能強化 防消火 運用を効率化

横河電機は、安全計装システム「ProSafe-RS(プロセーフ・アールエス)」の機能を強化した「ProSafe-RS R4.03.00」を、4月26日から販売開始する。価格は500万円からで、海外を含め初年度1700システム、次年度1800システムの販売を目指す。

今回の機能強化では、エンジニアリング機能に、煙、熱、ガスの検知に関して動作や機能を定義したソフトウエア部品(ファンクションブロック)と、操作監視画面用に、ガス濃度や機器の状態などの検知器の情報を統合して表示できる操作プレートを追加した。

また、検知器を再起動する機能をIOモジュールに追加することで、異常検知後に通信を再開するために必要な再起動用回路を不要にしている。

さらに、ソフトウエアの設定により対応する信号種を切り替えることが可能なIO装置「N-IO(Network-IO)」のラインアップに、デジタル信号の入力と出力のみに対応するIOモジュールを追加。制御ネットワーク「Vnet/IP」の接続形態は、ハブを中心として放射状に接続するスター型のみでなく、機器をリング状に接続するリング型にも対応可能。

そのほか、エンジニアリングステーションのソフトウエアのセキュリティ機能を強化し、従来よりも高いセキュリティレベルを確保するとともに、複数の操作監視用PCに同一の設定が漏れなく施されるよう、セキュリティ設定を集中管理できるようにしている。

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