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大阪自動電機「安全を基軸にニーズ対応」与田 彰 代表取締役社長

大阪自動電機 与田 彰  代表取締役社長

大阪自動電機
与田 彰 代表取締役社長

当社の2016年はフットスイッチを中心に工作機械や半導体製造装置などセットメーカー向け安全対策製品が好調で、自動化ニーズの高まりと堅調な設備投資から業績は堅調に推移した。

大手ECサイト経由での販売もどんどん増えてきていると実感している。

製品別では特に15年に「医療機器開発・製造展(MEDIX)」や「システムコントロールフェア2015(SCF2015)」といった展示会で紹介したフットスイッチGSシリーズが売り上げに貢献してきている。

フットスイッチとして初めてグッドデザイン賞を受賞したデザインとジョイント可能なペダル連結仕様や、大きな表示銘板スペースなど使い勝手も追求したシンプルなデザインで防水性、耐薬品性といった基本性能も評価をいただき、医療機器を中心に実績が増え始めている。

今後は無線対応タイプなど付加価値を付けたバージョンも積極的に展開し、ユーザーニーズに応えていきたい。

当社は創業時の自動車電機部品の製造から操業し、マイクロスイッチ、電磁継電器の受託製造などを経て、現在のフットスイッチを中心とした「OJIDEN」というブランドを構築してきた。その結果、今では既存製品以外の安全対策機器の相談をユーザーから多数いただけるようになっている。ユーザーに応じたカスタム品も多数設計、製造しており、今後も顧客ニーズに対応した製品をユーザーとの信頼関係を築きあげながら、積極的に新製品開発を進める。

フットスイッチ総合メーカーとして、人間尊重を基本理念とし、安全性・地球環境に貢献したものづくりを進めていきたい。