シュナイダーエレクトリック「HMI核に全体提案強化」勝村 友一インダストリー事業部バイスプレジデント

2016年はIoT関連の引き合いが増えてきた。グループ会社デジタルのハイスペックIPC、PS5000シリーズはラインアップを増やし、より高速な処理を求められる分野への販売が伸び始めている。

GP4100シリーズは食品装置のカラー化の要望に応えられた。さらに高い基準が求められる船舶規格の取得も予定している。

また、既存の装置、製造ラインに後付けで取り付けることでIoT化が実現できるMDB(マルチデータボックス)も高い評価を頂いており、今年リリース予定の上位機種ではさらに多くの機器のデータを高速で収集することが可能になる。昨年発表した次世代IoT対応プラットフォームとあわせ、既存システムを活かしながらの“IoT対応”に貢献できると考えている。

17年からは、日本市場においても順次PLCやドライブ機器などグローバルで実績のあるシュナイダー製品群を投入する。デジタルのPro-faceをすでに利用していただいているユーザーはもちろん、新規ユーザーに対しても各業種に適したマシンソリューションとして提供していく。

当社の強みは業種に精通したエンジニアが在籍し、顧客と同じ視点・レベルに立脚したサポートが提供できるところにもある。日本でも早期に体制を強化していきたい。Pro-faceのHMI事業では、皆さまにお待たせしている待望のHMIソフトウェア「BLUE」を本格的にリリースする。

シュナイダーは世界180カ国で製品提供やサポートを通じ、日本企業が海外で事業展開・拡大をする際により強力なパートナーとなる。シュナイダーグループ一丸となりお客さまのビジネスにさらに貢献したいと考えている。

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