CKD 異物検査装置を発売 アジア市場向け医薬品包装機

 

CKDは、アジア市場向けの医薬品包装機における異物検査装置「ファームビジョン PV610」を発売した。

同社は、錠剤やカプセルなどの医薬品PTP(包装体を指で押して取り出す包装形態)自動包装システムにおける包装機や異物検査機などを国内医薬品メーカー向けに製造販売している。
今回の製品では、中国などアジア市場における品質管理向上の要望に応えるため、従来機が備えていた上蓋アルミフィルムをシールする前の検査機能に加えて、シール後の検査機能を導入した。これにより、従来、検査員を置いて目視検査していたシール後検査工程の無人化が可能となった。
また、従来は同社医薬品包装機のインライン検査機として製造していたが、検査機単体での使用を可能とすることで同社製以外の包装機への搭載が行えるようになった。
検査精度も向上しており、500万画素の高精度カメラを搭載、0.4ミリメートル角以上の異物、直径100μ×3ミリメートル以上の毛髪、錠剤面積8%以上の欠けを全数検査できる。
包装機メーカーの生産方法に合わせて、錠剤シート1列取り-6列取りまで対応、最大検査能力は毎分600シート。
標準価格は、シール前検査機とシール後検査機のセットで2000万円から。2018年には年間20台、4億円の販売を予定。

オートメーション新聞は、1976年の発行開始以来、45年超にわたって製造業界で働く人々を応援してきたものづくり業界専門メディアです。工場や製造現場、生産設備におけるFAや自動化、ロボットや制御技術・製品のトピックスを中心に、IoTやスマートファクトリー、製造業DX等に関する情報を発信しています。新聞とPDF電子版は月3回の発行、WEBとTwitterは随時更新しています。

購読料は、法人企業向けは年間3万円(税抜)、個人向けは年間6000円(税抜)。個人プランの場合、月額500円で定期的に業界の情報を手に入れることができます。ぜひご検討ください。

オートメーション新聞/ものづくり.jp Twitterでは、最新ニュースのほか、展示会レポートや日々の取材こぼれ話などをお届けしています
>FA・自動化、デジタル化、製造業の今をお届けする ものづくり業界専門メディア「オートメーション新聞」

FA・自動化、デジタル化、製造業の今をお届けする ものづくり業界専門メディア「オートメーション新聞」

オートメーション新聞は、45年以上の歴史を持つ製造業・ものづくり業界の専門メディアです。製造業DXやデジタル化、FA・自動化、スマートファクトリーに向けた動きなど、製造業各社と市場の動きをお伝えします。年間購読は、個人向けプラン6600円、法人向けプラン3万3000円

CTR IMG