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安川電機 スロベニアでロボット生産 2018年9月から開始

安川電機は、スロベニアに産業用ロボットの生産拠点を開設する。2018年9月から生産を開始し、20年度には月産能力300台体制を確立する。
スロベニア・リブニツアに設立するのは「安川ヨーロッパロボティクス(仮称)」で、資本金は約24億円。敷地面積は3万平方メートルで、20年の従業員数は約170人を予定している。同社は、産業ロボットの産拠点として現在、福岡県北九州市と中間市のロボット場、及び中国江蘇省にロボットの産会社があり、月産生産能力は国内2400台、中国600台の計3000台となっている。
ロボット市場は、今後も中・期的にきく成する込みであることから、市場の要請とポテンシャルのきい欧州市場の顧客ニーズに対応するとともに、新たなサプライチェーンを構築し、EMEA(欧州、中東、アフリカ)全域へスピーディーに供給するためにスロベニアに産拠点を新設することにしたもの。
立地するスロベニアは、産学協同が盛んであり、人材の確保もしやすく、同社の欧州での拠点の一つも同国にある。