セイコーエプソン 6軸ロボ・スカラロボ用オプション 力覚センサーを商品化

セイコーエプソンは自社製「6軸ロボット・スカラロボット」のオプション、力覚センサー「S250シリーズ」を商品化、6月上旬より世界各地域で順次販売を開始した。

このセンサーは、同社の得意とするセンシング技術を駆使した水晶圧電方式を採用。高剛性・高感度という特長を生かし、ロボットの先端における6軸方向のわずかな力・モーメントを検出でき、従来製造現場で困難だった、高精度な作業の自動化を実現、生産性の向上に貢献ができる。

自社製ロボットと連携用コマンドも用意し、センサーを簡単に導入可能。

0.1Nというわずかな力を感じられるため、従来のロボットではできなかった繊細な部品の組み立てや、結合部の隙間が少ない部品同士のはめ込みといった難しい作業の自動化を実現、部品の形状に個体差があるために自動化が難しかった研磨やバリ取りなど、今まで人の感覚に頼っていた作業にも使用できる。

同社は、少子高齢化や新興国での労働力不足によって、生産現場での人手不足問題を、独自の技術やロボットで解決し、ロボットの用途を広げ、さまざまな場面でロボットが人々をサポートする世界の実現を目指すとしている。

オートメーション新聞は、1976年の発行開始以来、45年超にわたって製造業界で働く人々を応援してきたものづくり業界専門メディアです。工場や製造現場、生産設備におけるFAや自動化、ロボットや制御技術・製品のトピックスを中心に、IoTやスマートファクトリー、製造業DX等に関する情報を発信しています。新聞とPDF電子版は月3回の発行、WEBとTwitterは随時更新しています。

購読料は、法人企業向けは年間3万円(税抜)、個人向けは年間6000円(税抜)。個人プランの場合、月額500円で定期的に業界の情報を手に入れることができます。ぜひご検討ください。

オートメーション新聞/ものづくり.jp Twitterでは、最新ニュースのほか、展示会レポートや日々の取材こぼれ話などをお届けしています
>FA・自動化、デジタル化、製造業の今をお届けする ものづくり業界専門メディア「オートメーション新聞」

FA・自動化、デジタル化、製造業の今をお届けする ものづくり業界専門メディア「オートメーション新聞」

オートメーション新聞は、45年以上の歴史を持つ製造業・ものづくり業界の専門メディアです。製造業DXやデジタル化、FA・自動化、スマートファクトリーに向けた動きなど、製造業各社と市場の動きをお伝えします。年間購読は、個人向けプラン6600円、法人向けプラン3万3000円

CTR IMG