東芝は、3次元フラッシュメモリ「BiCS FLASH」の生産拡大のため、三重県四日市市の四日市工場の横に、新たな製造棟を建設する計画と生産設備への投資計画を、取締役会で承認した。
計画にかかる費用は、2016年度以降の3年間をめどに約3600億円を見込む。実際の建設時期や生産能力、生産設備への投資など詳細な計画については、市場動向を踏まえ、16年度中に決定する予定。
米・サンディスク社との共同投資に関する交渉は、今後進める予定。同社は、メモリ事業を注力事業と位置付け、必要な投資の実施など競争力強化に向け取り組んでいく。