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富士電機 鉄道車両用ドア開閉装置 加のメーカー買収 20年度に売上高4倍へ

富士電機の米・子会社、富士電機アメリカ社は、カナダの鉄道車両用ドア開閉装置メーカー、シーメックエレクトロニック(SEMEC)社の株式51%を取得し買収する。北米での鉄道車両事業の拡大が狙い。買収後は社名を「フジSEMEC社」に変更する。

SEMECは、1991年設立で、鉄道車両用ドア開閉装置の専業メーカーとして、開発から製造、販売まで一貫して行っている。従業員数33人。

今回の買収で、SEMECのドア開閉装置に富士電機の設計・生産技術力を付加し、製品力を強化するとともに、同社がニューヨークに構える製造子会社を活用することで、バイ・アメリカン法(ないしはニューヨーク州における同様の法令)の、同国内での一定割合の米国生産部品使用や現地組み立て義務に対応する。

同社は2015年5月に、米国バージニア州にパワーエレクトロニクス機器の工場を新設し、今年1月から鉄道用補助電源装置の生産を開始している。

これを機に、SEMECの販売チャネル、アフターサービスも含めたエンジニアリング力も活用しながら、北米及び日系の鉄道車両メーカーに対して、ドア開閉装置、プロパルジョン、補助電源装置など現地向け商材を提供。北米における鉄道車両事業で、20年度に現在の4倍となる売上高100億円を目指す。

北米の鉄道車両市場は年平均3.7%での成長が予測されており、同社では今後5年間で既存車両1万3000両のうち、年平均1000両の置き換えが生じると予測している。

同社は鉄道車両事業において、ドア開閉装置、プロパルジョン(モータ、インバータ)、補助電源装置など電機品の製造販売を手掛け、注力地域である北米市場ではドア開閉装置、補助電源装置の納入実績を有する。

なお、同社は今後、北米に加え、アジア、日本を注力市場としながら、鉄道車両事業として、20年度に売上高200億円を計画している。

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