![相原電機 城岡 充男代表取締役社長](https://www.automation-news.jp/wp-content/uploads/2016/01/99be830c0e415b1393b1c09d88b5cf8b-300x259.jpg)
ECLシリーズは、単相複巻のトランスで「E=Easy、C=Compact、L=Light」と、同製品の特徴の頭文字を製品名にしている。ドライバーの使用が容易で、当社従来品と比較し、容積比で最大33%減、重量比で同33%減の小型・軽量化を実現した。今後も容量を含めたバリエーションの強化を進めていきたい。
耐雷トランスも雷シーズンを中心に引き合いが強い。北陸、九州などからも多く受注をいただいており、ノイズカットトランスと合わせ、高いニーズがあると感じている。
トランス専門メーカーとして、当社は製造ノウハウ、開発ノウハウを持っており、今年も引き続き新製品開発に注力をする。同時に顧客に評価をいただいている既存製品の品質にもこだわっていきたい。従来、行っている出荷製品の全数検査はもちろんのこと、1枚の電磁鋼板も大事に選定し、良いものを使って良いものを提供する姿勢を貫いていく。
社員に徹底していることに、「今日なすべきことは今日で済ます」ということがある。決して明日にもちこさず、ベストを尽くす。この積み重ねが目標達成に必要で、実践することが会社の力になり、実績になる。
今後、市況が変わろうとも11年前に掲げたメーカーとして売り上げ30億円達成という目標は変更せず、持ち続けることで実現できると確信している。