デンソーウェーブ 「生産性向上と流通の革新」 柵木充彦代表取締役社長

2016年1月20日

デンソーウェーブ 柵木 充彦代表取締役社長

デンソーウェーブ 柵木 充彦代表取締役社長

当社は「自動認識」「産業用ロボット」「産業用コントローラ」の3分野を中心に事業展開し、生産性向上、流通の革新に寄与している。昨年後半は中国の景気減速などの不安定要因はあったものの、自動車業界、電機・電子機器業界向けを中心に売り上げが堅調に推移した。今年も自動化ニーズは高いと見ている。

経済成長の著しい新興国においても、「ロボットを使った自動化にはシステム化が重要な役割を担う」ということがしっかりと理解され始めており、システムメーカーとしっかり手を携え、ニーズに応えていきたい。

また、昨年11月発表した「人との協働」「簡単インテグレーション」「卓上アプリケーションに適した性能」をコンセプトとしたコラボレーションロボット「COBOTTA(コボッタ)」や、新しい高速スカラロボットにも期待している。特に高速スカラロボットに関しては、省スペース化と共に、瞬間的な動作速度だけではなく、振動しない停止制御などを含め、実用に適した連続かつ高速動作の実現にこだわった。自動車業界で鍛えた材料、機械設計、制御の技術があったからこそ開発できたと考えている。

自動認識領域ではQRコードの生成・配信、読み取り、データ蓄積を行うクラウドサービス「Q-revo」を昨年運用開始。トレーサビリティとしての履歴確認など、さまざまなサービス・マーケティングを実現するための新しいツールとして活用可能だ。

オープンな規格「ORiN(オライン)」を活用した機器・ソフトウエアにより、サプライヤ、ネットワークを問わないシームレスなデータ収集・交換を実現し、機器の販売のみならず、ソリューションも含めた提案を通じ、スマートファクトリーの実現に貢献したい。