アローセブン 「柔軟性で見える化支援」 鈴木弘光代表取締役

2016年1月13日

アローセブン 鈴木 弘光代表取締役社長

アローセブン 鈴木 弘光代表取締役社長

昨年は「IoT」という言葉を製造業で聞く頻度が非常に高かったと感じており、当社が従来、取り組んでいる「生産見える化システム」に注力した1年だった。展示会にも積極的に出展したこともあり、大手自動車メーカーに試験的に採用されるなど、取り組みが浸透し始め、取り組みが時代とマッチしてきたと感じている。

一方で、弊社がメーンターゲットとしている中小企業の反応はいまだに鈍く、特に経営層と現場の意識レベルの差も高く感じる。今年は定期的に発信しているメールマガジンや、当社地盤の浜松・中部地域を中心にセミナーを実施し、引き続き啓蒙活動を続けていきたい。

生産見える化システムは、工場内を中心に信号伝送する「ファクトリーインサイト」と、屋外を中心に信号伝送する「フィールドインサイト」をラインアップしている。無線親局、中継局、無線I/Oユニットを中心に構成され、エクセルベースでPCに表示できるソフトまでトータルで提案できる。いずれも「見たい人」が「見たい時」に「見たい形」で見ることができるシステムだ。もちろん無線のため、工場のレイアウト変更などにも柔軟に対応できる。

これは、長年取り組んでいる内容で、実は顧客の見える化したい情報自体はここ30年あまり変化がない。しかし、見える化を推進すればするほど、同じ情報でも「見たい形」は会社によって異なり、融通が利くシステムのニーズを強く感じる。AGV(自動搬送台車)向け無線システムなどで培った、高信頼の通信技術と、協力企業が提供する上位側の柔軟性が高いシステムを組み合わせることで、本当の意味で現場の役に立つ見える化システムを提供し、製造現場のIoT化、スマートファクトリー化に貢献していきたい。