![ロックウェルオートメーションジャパン 原澤 泰之代表取締役社長](https://www.automation-news.jp/wp-content/uploads/2016/01/50616711dfcd3f9493401058309429b0-252x300.jpg)
16年9月期も前半は厳しいと見てスタートしているが、通期では7%増の売り上げを見込んでいる。米国で大型の自動車が売れていることや第2Qからはパワートレインビジネスの拡大が見込まれるほか、米の電気自動車メーカーの関連投資が今後継続した形で出てくる。そのほか、タイヤメーカーの投資継続、日本の食品メーカーのグローバル生産への取り組み開始や、EPCはオイル・ガスに加え、ケミカルのプロジェクトも見込める。いずれも海外市場をグローバルでサポートできる当社の強みは、お客さまの安心した購買につながっている。
製造業では、IoTへの関心が急速に高まっているが、当社では15年ぐらい前から取り組みを行い、「コネクテッドエンタープライズ」として、新たな価値創出に向けて、人、プロセス、テクノロジを結び付けた提案を行っている。運用技術(OT)と情報技術(IT)の両面を融合し、今まで別々であったものをワンソリューションで実現できる。IoT実現にはパートナーシップが重要であり、当社では「エンコンパスプログラム」として、約130社とパートナーシップを組み、浸透を図っている。
新製品として、ネットワーク化したMCCやインバータ、セーフティ対応の小型PLCなどを発売する。