フエニックス・コンタクト 丸形・Y形とフェルール端子を融合のハイブリッド式端子台を開発

フエニックス・コンタクト(横浜市港北区新横浜1-7-9、TEL045-471-0050、青木良行社長)は、DINレール端子台「BTシリーズ」として、丸形・Y形用端子台とフェルール(棒端子)用端子台を融合したハイブリッド式BTHシリーズなど4シリーズを開発した。BTシリーズはほかに、丸形・Y形用端子台のBTOシリーズ(端子カバー必要)、丸形・Y形用端子台のBTシリーズ(端子カバー不要)、プッシュイン式端子台BTPとBTシリーズは今月から、BTHとBTPシリーズは2016年春から販売を開始する。

丸形・Y形用端子は日本を中心に普及しており、日本では端子台市場の75%で使用(同社調べ)されている。同社では、欧州を中心に採用されているプッシュイン式端子の日本市場での普及に取り組んでいるが、国内では丸形・Y形用端子の採用が依然多いのが実状。

同社では「端子台業界に革命を起こす画期的な製品」として四つの異なる接続方式を同じ端子台サイズでシリーズ化した。

なかでも、ハイブリッド式のBTHシリーズは、丸形・Y形用端子の使いやすさに、プッシュイン式端子の配線作業性の良さを融合した、まったく新しい方式の端子台。ねじ部に指が触れない構造のため感電防止用の端子カバーも不要で、電線サイズによって3種類(1.25、2.0、3.5平方ミリ)をそろえている。

また、丸形・Y形用端子のねじは、同社が素材レベルから設計加工した波形スリットをつけたねじと波形座金による緩み止め機構の採用と、緩めたねじが持ち上がった状態でも脱落しない特殊な機構を採用している。

さらに、渡り配線金具は工具を使わずにでき、配線をじゃますることなく差し込むだけで接続でき、感電もしない設計になっている。

そのほか、BTシリーズはすべて同一サイズで統一しており、並列して取り付けた場合、デザイン性が向上する。

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