日本マイクロニクス 「構造改革で体質を強化」 長谷川正義代表取締役社長

長谷川 正義 代表取締役社長
長谷川 正義
代表取締役社長

当社は液晶・半導体の検査に用いるプローブカードや検査装置を主力としており、昨年はWindowsOSの入れ替えやハイエンドスマートフォン向け投資などにより、恵まれた市況下にあった。モバイルDRAM向けや車載向け半導体、CMOSイメージセンサ向けなども好調で期初予想を上回る結果を残すことができた。今年はその反動が想定されるが、守りから攻める年になりそうだ。従来はメモリ向けプローブカード事業がメインだったが、ポテンシャルがあるロジック向け市場にも注力することで、変動の激しい市場の影響を受けにくい体質にしていく。将来の成長に向けた積極的な設備投資や、研究開発も計画している。

当社の強みとして、プローブカード事業だけではなく、装置事業まで手掛けていることで、モノプロダクトではできない提案型のビジネスの構築ができることが挙げられる。また、大半の製造設備を内製化していることから、品質、納期、コストを自社でコントロールし、他社との差別化が図れたといえる。今後もプローブカードおよび、検査装置で培った技術力を積極的に活用し、製品開発を進めていきたい。市場としては、メモリ市場の一大拠点韓国はもちろん、ロジックの最大市場である北米を確実にカバーしていく。

新分野として、二次電池にも注力していく。グエラテクノロジー社との共同開発による二次電池「バテナイス」は量子技術に基づく物理電池に属し、小型軽量化が可能で、理論的に電力密度、出力密度を飛躍的に高められる。また、電解液を使用せずに固体の不燃材料で製造されるため、安全性が高く、長寿命で扱いが容易な電池である。現在、製品化を進めている。

縦割りの組織ではなしえない、業務の垣根を越えた成功事例も増えてきた。ものづくりだけではなく、使う側の気持ちを酌み取れる社員教育・構造改革を行っていく。

オートメーション新聞は、1976年の発行開始以来、45年超にわたって製造業界で働く人々を応援してきたものづくり業界専門メディアです。工場や製造現場、生産設備におけるFAや自動化、ロボットや制御技術・製品のトピックスを中心に、IoTやスマートファクトリー、製造業DX等に関する情報を発信しています。新聞とPDF電子版は月3回の発行、WEBとTwitterは随時更新しています。

購読料は、法人企業向けは年間3万円(税抜)、個人向けは年間6000円(税抜)。個人プランの場合、月額500円で定期的に業界の情報を手に入れることができます。ぜひご検討ください。

オートメーション新聞/ものづくり.jp Twitterでは、最新ニュースのほか、展示会レポートや日々の取材こぼれ話などをお届けしています

特集の最新記事8件

>FA・自動化、デジタル化、製造業の今をお届けする ものづくり業界専門メディア「オートメーション新聞」

FA・自動化、デジタル化、製造業の今をお届けする ものづくり業界専門メディア「オートメーション新聞」

オートメーション新聞は、45年以上の歴史を持つ製造業・ものづくり業界の専門メディアです。製造業DXやデジタル化、FA・自動化、スマートファクトリーに向けた動きなど、製造業各社と市場の動きをお伝えします。年間購読は、個人向けプラン6600円、法人向けプラン3万3000円

CTR IMG