中央無線電機 「新拠点開設の効果期待」 藤木正則代表取締役社長

今期の業績は、前年度が上期厳しく、下期以降が回復基調であったこともあり、1年を通して比較的堅調に推移していることで、巡航の売り上げに戻りつつある。為替が円安に進んでいることで輸出関連は好調を維持しており、内需関連も少しは厳しいがそんなに悪い状態ではない。特に半導体関連は各社が大幅に売り上げを伸ばしており、今年の見通しも明るい予測が出ていることから期待している。

FA商材では、パナソニックデバイスSUNXのレーザーマーカーが新しい顧客開拓に繋がってきている。レーザーマーカーは、マーキングだけでなく、ケーブルの被覆や袋の微細な穴開けなどにもアプリケーションが広がっており、搬送系やXYテーブル、画像検査装置などの周辺機器も一体で必要になってくることが多く、付加価値販売にもつながってくる。当社の営業技術とも連携しながら、最適な提案活動ができるように取り組みを強めていきたい。同様に、ロボットの販売でもこうした活動を地道に継続していく。

新たな営業拠点を今年5月頃、埼玉県川口市に開設を予定している。埼玉には川越に営業所があるが、県内東西の交通アクセスや、本社との連携など種々の利便を考慮して立地した。営業所のスペースも広く確保して在庫し、顧客への迅速な配送ができるようにする。また、宇都宮営業所とも連携し、北関東地域の市場開拓を強めていきたい。

市場環境が上向きつつある中で、当社としても次へのステップアップを図るために拠点の開設に加え、人事の変更や人員の増員などを進めていくが、こうした効果で来期は売り上げを2桁ぐらい伸ばせるように頑張りたい。

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