シナノケンシ 「ブランド認知度を向上」 金子元昭代表取締役社長

シナノケンシ株式会社_代表取締役社長_金子元昭様
金子 元昭 代表取締役社長

2014年度は米国の景気回復や、自動車業界、一般機械業界向け出荷が好調な上、円安による後押しもあり、期初予想を超える成果を残すことができそうだ。今年は特に「産業システム機器」に期待しており、1台から購入できる標準品モータ「Plexmotion(プレクスモーション)」、高速度カメラ・データロガー・モニターがオールインワンの「PLEXLOGGER(プレクスロガー)」の2ブランドの認知度アップと、そのためのプロモーション活動に注力する。

私達の強みは、モータ単体だけではなく、駆動回路・制御・通信・画像認識などの幅広い技術を用いたソリューションサービスにあると考えている。製品としてではなく、お客様に役立つ「機能」として価値を提供していきたい。「プレクスモーション」の分野では、昨年「Plegg(プレッグ)」という名前で、卵型の倒立二輪ロボットを製作し、展示会などでお披露目している。これは当社の位置決め、トルク、スピードなどのモータ技術に加えて、通信、ソフトウェアなどの総合力をわかりやすく伝えるために製作した。このようなプロモーションを通じて、まずは1台の標準モータの採用をしていただき、将来的には個々のお客様の要望をカスタマイズし、お客様と一緒に製品を作り上げる関係を築いていきたい。「プレクスロガー」は、不具合解析はもちろん、装置の挙動解析などにも活用いただいている。従来はできなかった、データと画像の同期を実現し、新しい市場をつくりあげたと自負している。弊社では「コト売り営業」と言っているが、このような「モノ」ではなく「コト」を提供し、日本のものづくりに貢献していきたい。

当社は18年2月に創業100周年を迎える。体質改善を着実に実行し、「プレクスモーション」「プレクスロガー」の2ブランドが牽引することで、経常利益率5%をめざす。

オートメーション新聞は、1976年の発行開始以来、45年超にわたって製造業界で働く人々を応援してきたものづくり業界専門メディアです。工場や製造現場、生産設備におけるFAや自動化、ロボットや制御技術・製品のトピックスを中心に、IoTやスマートファクトリー、製造業DX等に関する情報を発信しています。新聞とPDF電子版は月3回の発行、WEBとTwitterは随時更新しています。

購読料は、法人企業向けは年間3万円(税抜)、個人向けは年間6000円(税抜)。個人プランの場合、月額500円で定期的に業界の情報を手に入れることができます。ぜひご検討ください。

オートメーション新聞/ものづくり.jp Twitterでは、最新ニュースのほか、展示会レポートや日々の取材こぼれ話などをお届けしています

特集の最新記事8件

>FA・自動化、デジタル化、製造業の今をお届けする ものづくり業界専門メディア「オートメーション新聞」

FA・自動化、デジタル化、製造業の今をお届けする ものづくり業界専門メディア「オートメーション新聞」

オートメーション新聞は、45年以上の歴史を持つ製造業・ものづくり業界の専門メディアです。製造業DXやデジタル化、FA・自動化、スマートファクトリーに向けた動きなど、製造業各社と市場の動きをお伝えします。年間購読は、個人向けプラン6600円、法人向けプラン3万3000円

CTR IMG