モノとモノを繋いだり、保持・固定する役割を果たしているネジの技術が日進月歩している。振動などでも緩まないネジが各社から販売され色々な所で利用されているが、最近の話題は極小ネジの技術だ。1ミリぐらいのサイズのものが電子機器などの用途を中心に利用されているが、今後のネジは1ミリ以下の0・5や0・6ミリぐらいのサイズが求められている。小型・薄型・軽量化の求められるスマートフォンやデジタルカメラ、固定ネジを1本から3本にすることでより保持が安定する歯のインプラント用などだ▼問題は、ここまでネジが極小化すると人手を使ったネジ取り付け作業ができないことだ。そこで求められるのはネジの取り付け技術である。このほど日本メーカーが開発した電動ドライバーは、ステッピングモーター技術を活かして1ミリ以下のネジを簡単に取り付けでき、その締めトルクも人手のようなばらつきがなく、求められる範囲内で安定して作業を行う。ネジの供給はパーツフィダーでなくテーピングとなってくる▼ネジという単純な部品が、小型化というトレンドの中で半導体並みの重要な扱いとなり、ネジ締め作業が自動化され、人手の作業から離れる。幸か不幸か、国内外で人手不足と人件費上昇が続いている。ネジが日本のものづくり競争力を高めることになるかもしれない。ネジ恐るべしである。

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