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週末は炎天下のグリーン上で身体を動かしている。グリーン上と言ってもゴルフではない。ぶどうとりんごを相手にした果樹作業である。りんごは花の摘花から始まり、実の摘果、袋かけと続き、ブドウは房切りと呼ぶ実となる房を選んで形を整え、さらに房が手のこぶしのような形になるように粒を数えながら粒を抜いていく、といった作業が続く。特にブドウは作業時期からずれると粒が不揃いになるため、短期間での作業になる。しかも上を向きながら、手を肩以上に上げて作業するため、腕と首に非常に負担がかかる▼最近、この負担を軽減する用具ができた。Tⅰ‐Nⅰ形状記憶合金の超弾性を利用して腕の動きをアシストするもので、上げた状態の腕や首にかかる力の負担を軽減する。今までの用具に比べ、軽量・コンパクトになっているため、作業性も良くなる。同種のものとして、重いものを持つ時に身体をアシストするロボットスーツも注目されている▼このほど、経済産業省とNEDO(新エネルギー・産業技術開発機構)から初めての「ロボット白書」が発表された。産業用ロボットは、工場内に加え、フィールド市場と言われる屋外用途の建設・土木、社会インフラ、プラント保全、農業、原子力などでの活用が見込まれている。1935年には現在の約10倍の9・7兆円まで拡大すると予測しているが、ロボットとは呼ばなくても、作業を軽減するこうした用具はあらゆる用途に広がるだろう。

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