三菱電機 形彫放電加工機の新シリーズ第1弾 加工性能30%向上

三菱電機は、形彫放電加工機の新シリーズ「EA―Sシリーズ」の第1弾として、「EA8S」を10日から発売した。世界市場向けベーシックモデルとして、中国の三菱電機大連機器で生産し、日本市場向けも2014年度から名古屋製作所で生産を行う。標準価格は55万元(約950万円)。14年度150台の販売を計画。

新製品は、スマートフォンなど携帯端末での金型製造や部品加工においてより高い生産性が求められてきていることから、加工機もベーシックモデルでも上位機種と同等の高品質で複雑な加工性能を求める声に対応した。

上位機種に搭載の「ADVANCE制御装置」を採用して、演算処理速度を従来の同社ベーシックモデル「EA8M」と比べ加工性能が最大30%向上させた。同時に「ADVANCE制御装置」に標準搭載のタッチパネル、マウス、キーボードによるプログラミングの操作性向上などを実現している。

また、「自動昇降式加工槽」採用により、機械本体設置面積を削減するとともに、作業空間の凹凸の減少により、工作物や電極の取り付け作業や段取り作業の効率化を図っている。

そのほか、「自動潤滑装置」の採用により、グリスの給脂作業や一部メンテナンス作業が不要、新開発の「自動電極交換装置LS―ATC」により、電極交換時間を同社従来比50%削減、などの特徴を持つ。

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