工作機械工業会 火災安全指針を策定、メーカー、ユーザーに活用呼び掛け

工作機械は使用時、とくに油性切削油剤を使う場合にプログラムミスや段取りミス、工具の折損・異常摩耗などにより油剤に引火する危険性がある。こうした火災発生のリスク低減へ日本工作機械工業会(花木義麿会長)は、「工作機械の火災安全指針」を策定、工作機械メーカーやユーザーに対し活用を呼び掛けている。

この指針は、工作機械向けとユーザー向けの2種類を用意、工作機械メーカーに対しては自社製品の防火対策の強化への活用、ユーザー向けは従業員に防火対策の重要性の周知徹底を図ることを目的にしている。

工作機械メーカー向け指針は、工作機械が出火元となる火災の発生の多くが油性切削油剤を使用しての長時間無人運転中にあるとして、機能・構造基準、火災発生後の対応を規定している。なお、放電加工機に関しては「MAS810―1996
放電加工機の火災発生予防上の安全基準」を適用する。

機械の使用基準では、使用時の注意点として切削油剤、無人運転時の対応、切削条件、NCプログラムの確認、段取りの確認、工具の折損・異常摩耗への対応、切りくず除去の対応、切削油剤の補充、使用切削油剤変更の際の対応、自動消火装置の設置の確認とオペレータへの指導、防火対策の不備が明らかになった場合の対応についてまとめている。

さらに、保守・点検についても日常点検、自動消火装置の点検・保守を行うことを勧めている。

このほか、機械の機能・構造・表示基準、火災発生後の対応、火災発生事例集を記載している。

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