オプテックス・エフエー 画像事業でシナジー効果 小國勇 代表取締役社長

2014年1月8日

ここ数年、国内の営業強化に取り組んだ結果、昨年は国内売上げが30%近い伸びを示した。全社の売上高に対する国内比率も40%強に上がってきており、早期のうちに50%に引き上げたい。

国内の事業展開では、昨年7月に当社の画像事業とのシナジー効果を最大限に引き出すため、3D画像検査装置メーカーで子会社の日本エフ・エーシステムを吸収合併し相乗効果を出してきた。

さらに、画像事業を推進するため、画像検査システムのブランド「JFAS」を旗頭に、高速・高精度3D計測に基づく、コネクタ部品専用3D画像検査装置などを投入した。同装置は3Dレタリング画像など、光切断法を用いた高精度な3次元計測が可能で、コネクタなどの検査や、自動車部品の金型の良否を判定する用途などにも採用されている。

これ以外にも当社の製品が活躍する食品・医薬・化粧品市場、物流・包装市場、自動車市場はいずれも設備投資が好調で、アベノミクス効果が表れているようだ。

また、センサ事業のステップアップを図るため、一昨年立ち上げた「FASTUS(ファスタス)」ブランドは、高精度C―MOSレーザーセンサや形状測定センサなど、付加価値の高い製品を投入することで実績と認知度が上がっている。

三菱電機との協業は順調で、同社のシーケンサと当社のレーザー変位センサによるトライアルキャンペーンが延長されるなど、相乗効果が表れている。

一方、海外展開では、中国でのセンサ関連製品の販路の拡大と、日系企業への販売活動を促進するため、中国・広東省に現地販社と共同出資し合弁会社を設立した。合弁会社は販路拡大とともに現場提案型の営業も重視する方針で、3年後に中国での売り上げを10億円に拡大したい。海外へは多角的な展開を行う方針で、米国市場への進出も検討していく。