製品・技術展望 配線接続機器 DC高圧用端子台に注目

2014年1月8日

端子台、コネクタなどの配線接続機器は、電気機器の入出力を支える機器として重要な役割を果たしている。国内市場規模は、端子台が約500億円、コネクタは弱電用としての市場が大きく約4500億円となっている。最近は、太陽光発電など再生可能エネルギーの普及に伴い、DC(直流)の高圧化対応が求められており、メガソーラーなどのDC高圧用途でも使用できる、定格絶縁電圧1000Vや1500Vで開閉可能な端子台が発売されている。関連メーカーでもDC高圧用途に対応する製品開発を活発化させている。

端子台の機能面では、インテリジェント化や薄型化、省スペース化、狭ピッチ化が進んでいる。圧着端子を使用しない欧州タイプが作業性の良さと安全性で市場を拡大しているが、配線作業の省力化につながる圧着端子とバネを一体化したタイプの市場も大きい。

リレーバリアなどのコネクタ接続タイプは小型・軽量化とコストダウンが図られており、防爆構造タイプの製品も伸長している。圧着端子と端子ねじを正常な位置関係に規制する、配線脱落防止機能付き端子台は、工事現場などで配線脱落事故を防ぐ端子台として需要が拡大している。スペースの向上を図った断路端子台も各種のプラントで採用されている。端子台のさらなる軽量化とコスト低減を図るため、端子部にアルミニウム合金を採用したアルミ端子台も発売されている。

コネクタは、スリム・低背化、軽量化、SMT対応などが進んでおり、接触の安定性確保や、環境・作業性に配慮した結線方式採用への取り組みも進んでいる。