製品・技術展望 リレー 車載用など幅広い需要

2014年1月8日

リレーは、電気信号を受け機械的な動きに変換する電磁石と、電気を開閉するスイッチで構成。種類が豊富で幅広い用途に使用されている。性能面では小型化、低消費電力、長寿命、高信頼性、高周波特性、静音性、安全性、環境性などが重視されている。

リレーは、FA分野や車載用、モバイル、家電など様々な分野で使用されている。国内では車載など自動車分野が好調で、アジアでは家電向けの需要が急速に高まっており、特にプリント基板用リレー市場が活発化している。

制御用リレーの市場規模は、日本電気制御機器工業会(NECA)による出荷統計では、2012年度1329億円(前期比0・6%増)だったが、13年度上半期は734億円で同8・8%増と増加、特に今年3月からは8カ月連続で前年同月を上回っている。

リレーの種類は、FA分野でシグナルリレー、パワーリレー、ソリッドステートリレー、基板用でシグナルリレー、高容量のパワーリレーなど。パワーリレーでは、高電圧・高電流の直流負荷遮断が可能なDCパワーリレーなどがある。

半導体素子を用いたソリッドステートリレーは、小さな入力電力で大きな出力電圧を開閉することができる。また、微小負荷から150Aまで対応する無接点半導体リレー、アナログ信号開閉に適したMOSFETリレーなどがある。制御盤用リレーは、シーケンス制御や直接負荷開閉できるタイプなど種類が豊富。SMT(表面実装技術)に対応する電磁リレーも伸長、高周波リレーも高周波機器の増加に伴い需要が伸びている。