ソーラーパネルの故障検出と故障箇所を特定 「ストリング監視ユニット」 不二電機工業が開発

不二電機工業(小西正社長)は、大規模太陽光発電システム用パネル向けに、複数枚のパネルをまとめたストリングごとに監視・計測し、故障検出や故障箇所の特定を行う、DC1000V対応「ストリング監視ユニットSMHシリーズ」を開発、10月から発売する。標準価格は、マスターユニット2万円、センシングユニット1万4000円。販売目標は初年度1億円。
SMHシリーズは、大規模太陽光発電用パネルの故障検出と、故障箇所を特定することができる。計測データは、ネットワーク接続により、遠方での監視やデータ蓄積が可能である。

同社の遮断端子台「SDH形」や、ヒューズホルダー端子台「PFH形」と連結が可能。機器間の接続には短絡片(ショートバー)を使用し、配線工数を大幅に削減する。

1マスター当たり最大30ストリング監視が可能。1ストリングごとに設置でき、監視ストリング数に合わせた効率的なシステム構築が行える。

さらに、監視・計測ユニットの健全性を常に監視・診断するため、故障診断機能を搭載。万が一のユニット故障を検出し、機器のメンテナンス性を向上させる。

DC1000Vまでの高電圧に対応し、広範囲に及ぶ高電圧の監視・計測を実現した。外部通信は、Modbus―RTU(RS―485)通信に対応する。

同社では、太陽光発電用接続箱メーカーを中心に、販売を行っていく。

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