16パターンのエリア設定可能北陽がセーフティレーザーセンサを発売

北陽電機(大阪市中央区常盤町2―2―5、GEL06―6947―6331、尾崎仁志社長)は、機械安全対策用として、AGVの走行など状況によってエリア設定が可能なエリアシーケンス機能を搭載した、セーフティレーザーセンサ「UAM―02LP―T302」=写真=を発売した。 同社は機械安全対策機器として、安全カテゴリ3に対応し、幅90ミリ×高さ97ミリ×奥行き99・8ミリという世界最小のコンパクトボディを実現した、セーフティレーザーセンサ「UAM―02LP―T301」を2012年に発売し、低床タイプのAGVに採用が拡大するなど、市場での認知度が高まっていた。 新製品のUAM―02LP―T302は、T301同様、安全カテゴリ3に対応しコンパクトサイズを継承。さらに、使いやすさを追求するため、エリアシーケンス機能などを追加し、バージョンアップを図った。 エリアシーケンス機能は、16パターンの任意のエリア設定が可能で、AGVなどの走行の状態に合わせ、16のエリア設定パターンを自動的に切り換えることができる。エリア設定は、パソコンから専用アプリケーションで簡単に設定でき、出力は防護エリア1点、警報エリア2点を装備。 検知距離は、障害物などの警報エリア検知が10メートル、防護エリア検知が2メートル。防護エリアの検知距離については、今後新しいスペックの製品開発も行う予定である。 こうしたAGVの接近警報用途以外にも、安全検知用として、存在検知や侵入検知などのアプリケーションに対応できるよう、防護エリアの一部を無効化できるミューティング機能も搭載。 同社では今後、データ出力仕様や屋外仕様などで市場を拡大している測域センサとともに、セーフティレーザーセンサなど安全対応製品のシリーズ化を図り、幅広いニーズに応えていく方針。

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