分岐点

2013年7月17日

電子部品・制御機器流通各社の売上高はリーマンショック前に比べ総じて2~3割減で推移している。もちろん、売り上げがピーク時を越えている商社も存在する。エンジニアリングや電気設備工事部門を新設し更新需要をしっかり取り込んだり、同業者の事業を引き受けて成長している。 流通商社に限らずメーカーも含め、製造業の生産の海外移転、産業界の設備投資抑制が影響して売り上げをなかなか元に戻せていないが、利益の出る体質はつくりあげている。採算分岐点を引き下げた結果である。ところが今年に入って売り上げ増加策に転じ、次の打つ手に思考を巡らし始めている。 ひとつは、小さな市場の囲い込みである。これまでの工作機械、金属加工…