各種装置を支え大きな市場形成

端子台、コネクタ、配線資材などの配線接続機器は、各種装置を陰から支え大きな市場を形成している。2011年度(11年4月~12年3月)の配線接続機器の出荷は、日本電気制御機器工業会(NECA)の接続機器を含めた制御用専用機器の統計では、1289億円(前年比2・8%増)となっている。12年度は、第1四半期は前年同期比29・3%減と減少したが、第2四半期からは同14・2%増、第3四半期同5・8%増とプラスに転じている。FA分野は業種によって差が大きいものの、エネルギー関連や社会インフラ関連、さらに航空機や船舶などが堅調な拡大を見せている。製品は小型・薄型化、狭ピッチ化、配線作業の省力化、さらに安全性や接続信頼性の向上、環境に配慮した素材の採用などが進んでいるほか、メガソーラーなどの直流高圧電気に対応した端子台なども市場へ浸透し始めている。今後、円安の進行で樹脂などの原材料価格への影響が懸念されている。

オートメーション新聞は、1976年の発行開始以来、45年超にわたって製造業界で働く人々を応援してきたものづくり業界専門メディアです。工場や製造現場、生産設備におけるFAや自動化、ロボットや制御技術・製品のトピックスを中心に、IoTやスマートファクトリー、製造業DX等に関する情報を発信しています。新聞とPDF電子版は月3回の発行、WEBとTwitterは随時更新しています。

購読料は、法人企業向けは年間3万円(税抜)、個人向けは年間6000円(税抜)。個人プランの場合、月額500円で定期的に業界の情報を手に入れることができます。ぜひご検討ください。

オートメーション新聞/ものづくり.jp Twitterでは、最新ニュースのほか、展示会レポートや日々の取材こぼれ話などをお届けしています

特集の最新記事8件

>FA・自動化、デジタル化、製造業の今をお届けする ものづくり業界専門メディア「オートメーション新聞」

FA・自動化、デジタル化、製造業の今をお届けする ものづくり業界専門メディア「オートメーション新聞」

オートメーション新聞は、45年以上の歴史を持つ製造業・ものづくり業界の専門メディアです。製造業DXやデジタル化、FA・自動化、スマートファクトリーに向けた動きなど、製造業各社と市場の動きをお伝えします。年間購読は、個人向けプラン6600円、法人向けプラン3万3000円

CTR IMG