スマホやタブレットで遠隔監視Webコンポーネントエム・システム技研が発売

エム・システム技研(大阪市西成区南津守5―2―55、TEL06―6659―8200、宮道三郎社長)は、フィールドロガーシリーズの新製品として、マルチユースのWebコンポーネント「データマル(形式DL8シリーズ)」を発売した。セット価格5万8800円から。

データマルは、スマートフォンなど最新の通信インフラを利用し、測定データの遠隔監視や収集、さらにメールによるイベント通報などが行える。中規模から大規模の広域監視システムのWeb端末をコンセプトに、コストメリットとコンパクト性、簡単な設定・操作を実現した。

ハードウェアは、本体に入出力カードをドッキングする構造。入出力カード1枚からの選定も可能で経済的なハードウェアが構築できる。入出力カードは、信号の種類と点数に応じて自由に選定・組み合わせができ、用途に応じた最適なハードウェアを組み立てることができる。

アナログ入力は最大32点、デジタル入力は最大64点、パルス入力は最大32点(開発企画中)、デジタル出力は最大64点。

Modbus通信のマスタ/スレーブ機能を標準装備。複数のデータマルやリモートI/O機器を、Ethernet(Modbus/TCP)通信で結合し、I/Oを拡張することが可能。ローカルエリアで分散した複数の測定箇所のデータを1箇所で統合し、外部との通信回線に接続することも可能で、通信コスト削減に繋がる。

基本画面は、データ表示、トレンド表示、イベント表示の3種類で汎用的で実用性が高い。これらの簡易Web画面はURLを指定するだけで、スマートフォンやタブレット端末、PCのブラウザから監視でき、特別なアプリケーションソフトは不要である。

さらに、TCP/IP、SMTPクライアント、HTTPサーバ、FTPクライアント/サーバ、Modbus/TCPマスタ/スレーブなど、豊富な通信機能を備えている。また、外付けのルータやモデムに接続することで、光、ADSL、CATVなど各種ブロードバンド通信や、高速モバイル通信など最新の通信媒体に対応する。

見せる機能/知らせる機能/記録する機能に対応した3つのモデルをラインアップ。用途に応じモデルが選択でき、コストを抑えたシステム構築が可能である。

オートメーション新聞は、1976年の発行開始以来、45年超にわたって製造業界で働く人々を応援してきたものづくり業界専門メディアです。工場や製造現場、生産設備におけるFAや自動化、ロボットや制御技術・製品のトピックスを中心に、IoTやスマートファクトリー、製造業DX等に関する情報を発信しています。新聞とPDF電子版は月3回の発行、WEBとTwitterは随時更新しています。

購読料は、法人企業向けは年間3万円(税抜)、個人向けは年間6000円(税抜)。個人プランの場合、月額500円で定期的に業界の情報を手に入れることができます。ぜひご検討ください。

オートメーション新聞/ものづくり.jp Twitterでは、最新ニュースのほか、展示会レポートや日々の取材こぼれ話などをお届けしています
>FA・自動化、デジタル化、製造業の今をお届けする ものづくり業界専門メディア「オートメーション新聞」

FA・自動化、デジタル化、製造業の今をお届けする ものづくり業界専門メディア「オートメーション新聞」

オートメーション新聞は、45年以上の歴史を持つ製造業・ものづくり業界の専門メディアです。製造業DXやデジタル化、FA・自動化、スマートファクトリーに向けた動きなど、製造業各社と市場の動きをお伝えします。年間購読は、個人向けプラン6600円、法人向けプラン3万3000円

CTR IMG