化学物質管理データ共通化・統一化取り組む青年委員会の活動強化

2013年1月16日

新年明けましておめでとうございます。配線資材関連業界並びに会員の皆様には、日頃からの当工業会の活動に多大なるご支援とご尽力をいただきまして厚く御礼申し上げます。

昨年は、欧州の金融危機、その影響を受けた中国や新興国の経済成長鈍化、わが国においては大震災復興の遅延、節電対策、円高推移で終始しました。米国をはじめとする中国、韓国など多くの国々で国政選挙が実施され、わが国でも新政権が誕生するなどトップの継続や交代が行われた1年でした。

主要国では経済対策が最大の課題として新年に引き継がれました。

こうした課題山積の中で新年を迎え、わが国においては大震災復興、景気回復を願わざるを得ません。

安倍新政権は年頭所感で、強い経済を取り戻すことを強調し景気対策を最優先に取り組む姿勢を明確にしました。速やかに実行され、景気が回復軌道に乗ることを念じております。

配線資材業界を取り巻く環境は激変しております。

配線資材市場は、国内の主要取引先である電機・電子関連業界は海外に生産シフトをする一方で再生可能エネルギー、スマートコミュニティ分野への参入を強める方向にあります。電機・電子業界は国内においては高付加価値製品の開発、普及に拍車をかけるものと予想されます。

そのため、我々が提供する配線資材は、価格だけでなく安全・安心な材質、高機能が要求され、ハイクオリティ市場の拡大が中長期には見込まれます。

市場環境の変化の中で、配線資材業界自体も世代交代期を迎えつつあります。

このような経営環境下で、当工業会は今年、設立5周年という節目になりますが、会員の皆様が共栄できるよう各種事業に取り組んで参ります。

第一は、配線資材業界の大きなテーマである化学物質管理規制に伴う対応について、今年は会員会社の経費負担等の軽減化へこれまでのJAMP化学物質管理セミナーからさらに進め、化学物質管理データの共通化・統一化に取り組み実効を目指します。

第二は、昨年11月に設置した青年委員会の活動を強化し交流と研鑽に努めます。配線資材業界は約半世紀を経過し二世、三世に事業継承をする時期を迎えています。市場の変化とIT技術の進展という時勢に適した経営形態が求められており、当工業会は次世代を担う人材の育成を図ります。

第三は、会報を充実します。昨年9月に第1号を発刊しましたが、内容をさらに豊富にして会員間のコミュニティー促進と会員会社の広報に役立て、配線資材業界の社会的地位に貢献します。

第四は、粗悪品の対策に取り組みます。国内市場のグローバル化、取引先の海外進出等により粗悪品流入の可能性が高まっております。

当工業会は、電子機器・電気機器の品質を維持向上させる役割を担う配線資材の重要性を訴求し、取引先各位に会員製品の採用を積極的に呼び掛けて参ります。

第五に、会員の増強を図ります。配線資材業界の秩序ある発展と社会的地位の確立へ会員増強を行います。

これらの取り組みを通して、配線資材業界の発展に貢献して参ります。

最後になりましたが、昨年同様に関係各位のご繁栄を祈念いたしますとともに、当工業会へのより一層のご支援とご協力をお願い申し上げます。