わが社の’13経営戦略 顧客との時間的距離短縮

2013年1月9日

今年は、昨年からスタートした中期3カ年計画で着実に土台を固め、まだ続きそうな不景気を乗り切っていく。まず会社のネットワークシステムを総入れ替えし、顧客と当社の時間的距離を縮めたい。情報端末を活用し、仕事を持ち帰って検討するのではなく、営業マンと技術者が顧客のところに行き、そのまま課題を解決できるような体制を整える。

景気が低迷する中でも、花咲く産業は何かあるはずで、メーカーとして努力すれば、自社の技術で切り開くことが出来る。苦しい時期こそ、前を向いて新製品をどんどん投入していく。フットスイッチなどの既存製品に付加価値を高めた製品を、今年1年間で10個以上出す予定だ。

顧客のニーズを聞きながら、新市場も模索していく。キーワードは、「安全・健康・リハビリ」で、大企業が手がけないような隙間のビジネスを探す。そこそこ売れていけば、地道にビジネスとしてやっていける。既に手がけている企業と提携してもいい。大手に飲み込まれないように、仕事が1社や1業種に偏らないようにして、小さくてもいいので、独立したメーカーとして勝ち残っていく。顧客が変化しているので、私たちもそれに追従し、違う発想でものづくりに励まなければならない。

海外については、毎年、上海の展示会に出展しているが、今年は常駐の駐在員を置く予定だ。中国の日系メーカー、工場からの要望が多いので、その需要に対応していく。

スピード感を持つことも大切で、世の中の変化以上に素早く、仕事のやり方、ものづくり部隊の体制、韓国での現地生産など、現状でいいのかを検討しなければならない。

このように3カ年計画で、中身とやり方を変えることで、計画の最終年の2014年度には、売り上げをリーマンショックの前の水準まで戻したい。体質が変わってきているので、利益的にはもっと良くなるであろう。