EtherCAT対応 シーケンス/モーション/セーフティ制御を統合オムロンがI/Oシステム

2012年12月5日

オムロンは、マシン制御システムにおいて、国内初のシーケンス制御/モーション制御/セーフティ制御の統合を可能にした、EtherCAT対応モジュール型I/Oユニットと、セーフティコントローラの「NXシリーズ」を、2013年春に発売する。Nxシリーズは、同社のSysmacオートメーションプラットフォーム対応の製品。

同社のマシンオートメーションコントローラ「NJシリーズ」、オートメーションソフトウェア「Sysmac Studio」と組み合わせることで、装置の高速・高精度なモーション制御設計とセーフティ制御設計を、統合エンジニアリング環境の上で、簡単・フレキシブルに実現。生産性向上と国際規格に準拠した安全性の確保に貢献する。

NXシリーズは、EtherCATのスレーブとして拡張性の高いモジュール型を採用。シーケンス制御用の標準入出力機器、高速入出力機器、さらに、セーフティコントローラとセーフティ制御用の安全入出力機器を、1つのスレーブ上で簡単に接続できる。ユーザーからの追加オプション仕様にも柔軟に対応でき、システム設計が容易。

Sysmac Studio上で、マシン制御設計と同じ操作動線とGUI(グラフィカル・ユーザー・インターフェイス)により、セーフティ制御設計のシステム構築が可能でスムーズに設計ができる。

セーフティ制御設計のプログラム単位でモジュール化を実現。モジュール化されたセーフティプログラムが次の設計で再利用でき、セーフティシステムの妥当性証明にかかる装置認証工数も削減できる。

プログラミング言語は、PLC Openが推奨する国際標準IEC 61131―3に準拠。全世界で使用可能な設計環境により、設計資産のグローバル化を効率化する。

I/Oユニットの幅は、12ミリと24ミリ(セーフティCPUユニット30ミリ、セーフティI/Oユニット12ミリ)で、同社の端子台タイプEtherCAT用リモートI/Oに比べ、ユニット占有幅を約70%削減。装置や制御盤の小型化に貢献する。

I/Oユニットは、NJシリーズのCPUと、NXシリーズのI/Oリフレッシュ周期を完全に同期させることが可能で、高速・高精度制御を実現した。

なお、同社ではNXシリーズを12月5日から幕張メッセで開催される「セミコン・ジャパン2012」のEtherCAT協会ブースに参考出展する。