安川電機独ヴィパ社を子会社化モーションコントロール事業欧州市場で拡大

2012年11月28日

安川電機は、欧州の統括子会社ヤスカワ・ヨーロッパ(本社=ドイツ)を通じて、ドイツのPLC(プログラマブル・コントローラ)メーカー、Vipa(ヴィパ)社の持分を取得し、子会社化する。取得金額は明らかにしていない。今後、ドイツの競争法当局の承認を得て、年内には取得を完了させる。

ヴィパ社は、1985年設立で、従業員数は171人。11年度の売上高は4200万ユーロ(約42億円)。ドイツ国内を中心に高性能のPLC、I/Oなどの開発・製造・販売をしており、特に包装、食品・飲料市場及び、物流向けコンベヤシステムなどで強みを有している。

安川では、ヴィパ社を子会社にすることで、同社のモーションコントロール製品に、ヴィパ社のPLC、I/O製品を組み合わせることにより、FAシステムにおけるトータルソリューションの提供力を強化できる。

また、ヴィパ社の技術力と販売チャネルを生かすことで、欧州でのモーションコントロール事業のさらなる拡大を図る。

ヤスカワ・ヨーロッパは10年6月に、それまでロボット、モーションコントロール、サービスと事業別に分かれていた海外子会社を再編して、欧州での事業統括会社として設立した。従業員数943人、11年度の売上高は3億3300万ユーロ(約333億円)。

今年10月には、ドイツ・バイエルン州にロボット部門の新社屋を建設した。新社屋は、敷地面積1万4400平方メートル、延べ床面積5400平方メートルで、ショールーム、R&Dセンター、サービス機能なども集約し、効率的な販売サポート体制を整備している。従業員約220人も移動している。