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リアルタイムでモーション制御アルゴシステム画像処理ライブラリ好評

アルゴシステム(大阪府堺市美原区小平尾656、TEL072―362―5067、北浦敏雄社長)は自動認識システムとして、同社の産業用PC1台で画像処理からモーションの実行、さらにHMIまで実行可能な、産業用画像処理ライブラリ「AI―ImgPro」を発売している。

AI―ImgProは、リアルタイムOS「INtime」上で動作する画像処理ライブラリ。

Windowsを介入することなく、INtime上で画像処理を行うことで、直ちにモーション制御が可能となる。

1万分の1秒というリアルタイム化を実現し、画像処理およびモーションの実行を一括処理。画像取り込みに合わせトリガーが取れるので、タクト時間が要求されるシビアな用途にも対応する。

インテル社のライブラリであるOpenCVの豊富な画像処理関数群から必須な機能を抽出し、顧客のニーズに応じてカスタマイズ/拡張が可能で、最先端かつ実用的な画像処理をサポートする。

さらに、プログラムレスで、ユーザーが分かりやすいGUI(グラフィカル・ユーザー・インターフェイス)で操作可能な画像処理アルゴリズム構築ツールが使用でき、マニュアルに沿って適宜実行結果も確認しながら、アルゴリズムを構築することが可能である。

大量のデータがリアルタイムで流せる1GbitのEthernetGigEカメラが採用でき、欠陥検出や位置決め、測長、文字検査、簡単な分類などに最適である。

なお、Windows embedded Standard7も搭載しており、INtimeと共存、協調動作する。