表示関連機器国内市場堅調に推移 小型・中型PDが伸長

さらに、自動車やFPD(フラットパネルディスプレイ)・半導体製造分野で使用される大型装置での作業効率化を図るため、表示器にEtherNet通信機能を搭載し、大型装置のネットワークに接続することで、手間やコストがかからない副操作盤としての機能を拡大させている。回転ずしチェーンなど外食産業分野では、顧客のオーダー装置用として小型、中型のPDが伸長している。

PDの市場は、日本電気制御機器工業会(NECA)の出荷統計によると、10年度はリーマンショックの落ち込みから大きく回復し約450億円となったが、11年度は東日本大震災の影響や、外需の伸び悩みなどから約440億円と微減となっている。堅調な伸びを示してきた外需であるが、中国市場の伸び悩み、欧州市場の停滞、急激な円高などの影響が大きく、前年を下回った。

国内市場は、半導体関連、電子部品関連での設備投資は一服状態であるが、自動車産業およびその関連が市場を牽引している。電気自動車(EV)やハイブリッドカー(HEV)などの拡大で、充電スタンドや電池関連での投資が活発化し、PD市場にも波及効果をもたらしている。

原発事故に伴うエネルギー危機に関連して、再生可能エネルギー、スマートグリッドなどの関連市場でもPDの需要が出始めており、今後この需要がどこまで拡大するか動向が注目される。今年夏には、再生可能エネルギーの全量買い取り制度がスタートすることも、今後の市場拡大につながる取り組みとして、PD市場にとっても大きな追い風になる。

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